川崎宗則「イチロー?誰だよそれ、変な名前w」



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    イチローとの出逢い

    当時の友達が、教えてくれた。どこにでもいるでしょ、情報屋みたいな友達が……その彼がすごい、すごいって大騒ぎしていた。
    4割を打つかもしれないすごい選手がいるって。
    イチローって言うんだって。
    正直、誰だと思った。だって、知らないよ、鹿児島の田舎もんだから。おれは巨人戦しか見なかったし、ニュースの時間は寝てたから。だいたい、おかしいじゃん、イチローってカタカナだし。
    すぐにスポーツニュースを見た。イチロー選手が打って、走る姿を見て、こんなスマートな選手がいるのかって、ビックリした。
    あんなに体が細いのに誰よりも強い。誰よりも飛ばすし、誰よりも速い。

    まさに、光だった。

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    WBCとイチローの衝撃 イチローさんとの遭遇

    そのときが来た。ついに会ってしまうのか。
    これが24歳で来るのか、と思った。
    よっしゃあ、という感じじゃない。これはもう、やるしかないんだという、想像しただけで吐きそうなほどの緊張感。何しろただの一度も面識はないのに、いきなりのチームメイトだ。
    最初に会ったのは、集合場所になっていた福岡のホテルのエレベーターだった。初めてのミーティングに行こうと、エレベーターを待っていた。そのとき、エレベーターから何人かの選手が降りてきた。
    そのとき、あれっ、誰がいるんだ、という強烈なオーラを発する人がいた。
    イチローさんだ。

    3
    ボーって、頭が真っ白になった。こういうとき、人間の頭って、ポーンとどっかに飛んでいくんだということを知った。ふと我に返って、オイ、おれは何をしなきゃいけないんだと考えた。そうだ、挨拶しないといかん。
    「はじめまして、イチローさん、ソフトバンクの川崎です。よろしくお願いします」
    そうしたらイチローさん、こう言った。
    「あーっ、ムネ君でしょ」
    その先のことはもう、何も覚えてない。もっと真っ白になった。
    ミーティングでは王さんが何かしゃべってたけど、何も聞こえてこなかった。監督には申し訳ないけど、でも、仕方がない。一番前に座っていたイチローさんとことが気になって、しょうがなかった。
    イチローさんからいきなり「ムネ君」と呼ばれてしまったのだから、天にも昇る気持ちだった。


    145

    >>3

    絶頂してて草

    4
    翌日からは、ロッカーの争奪戦だった。うざっちいヤツらがいたからだ。
    同級生のヤクルトにいた青木宣親と、二つ下のゴリ、ロッテの今江敏晃、三つ下のツヨシ、当時はロッテの西岡剛。
    コイツら、ホントにうざっちいヤツらだった。
    ゴリなんか、三ツ矢サイダーのイチローグッズを持ってるとイチローさんに自慢げに話してた。おれはポスターとカレンダーなら全部持ってたと言ってやった。
    イチローさんの両隣は、おれとゴリが占めた。ツヨシはイチローさんの正面に陣取っていた。
    「今日は譲るから、明日はおれだぞ」
    「ヒットが出なかったら交代だからな」
    そんなふうにして、イチローさんにはナイショでイチローさんの隣を奪い合っていた。

    5
    度肝を抜かれたのは、最初のランニングだった。
    だいたい若いヤツらが前に来る。だからおれと青木、西岡剛が先頭で走ろうとしていたら、そこへイチローさんが来た。まず、そこにビックリした。
    普通、実績のあるそれなりの年齢の選手は後ろの列でなんとなく走るのに、イチローさんは最前列。しかもいきなりトップギアで走った。ものすごく速かった。
    おれら3人、ついていくのに必死だった。でも、イチローさんも必死こいて走ってた。あの姿には感動した。カッコイイなと思った。
    あのとき、イチローさんは32歳。それで最前列に来て、全力で走ってる。カッコイイよ。もう、嬉しいのと興奮したのと、わけのわからない感情の波が押し寄せてきて、心の中、グチャグチャになった。
    イチローさん、カッコいい、カッコよすぎる。自然とでかい声が出た。

    6
    ホモ特有の読ませる文章

    7
    普段のイチローさんは、プレーの凄味とかけ離れたところにいた。
    イチローさんが料理の話をしてくれたことがあった。イチローさんが、「おれ、料理するよ」と言うんで、青木もゴリもビックリして、みんなで「何を作るんですか」と聞いたら「カップラーメン、作るよ」って。
    一斉に「えーっ」という声が出た。
    だってカップラーメンなんか食べないと思っていたから。でも、イチローさんはおれらの反応を見て大声で笑いながら、作り方を説明してくれた。
    そのときのイチローさん、こんな若造に、しょうがねえなって感じも見せずに相手をしてくれた。
    もしかしたら1人になりたかったのかもしれないのに、おれたち、うざっちいガキどもは、いつもイチローさんの周りに集まっていた。

    8

    リンク切れ



    27

    >>8

    川崎の想いは本当なんだな
    泣きそうになるわ


    34

    >>8

    喜びを共有したいダルと喜びを噛み締めたい川崎


    38

    >>8

    キレイな頃のダルビッシュ


    57

    >>8

    呼吸してなさそう


    62

    >>8

    イッた時に口閉じるタイプやな


    94

    >>8

    このダルのガッツポが後々の発言見るとすごく虚しく見える

    10

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    11

    リンク切れ



    25

    >>11

    これほんとすき

    12

    リンク切れ


    13
    イッチの欲望の向け先がイマイチ分からん

    14

    リンク切れ



    139

    >>14

    奇跡のショット


    64

    >>14

    好き

    15
    これって本当に川崎が書いたん

    18
    情報屋みたいな友達のくだりええな
    文章力ある


    28

    >>18

    今でもは疎遠になってそう

    22
    なんか盗んだエピソードあったよな

    24
    2006年3月に行われた第1回WBC。王貞治監督(現ソフトバンク球団会長)の下で
    イチローと松中氏は世界一を目指して戦った。第2ラウンド初戦のアメリカ戦。
    イチローが初回に放った先頭打者本塁打が他の選手たちに
    とてつもない勇気を与えたと松中氏は言う。

    26
    「どうしてもテレビの向こうの選手たちというか、スーパースター軍団だったので、
    対戦するにあたってこうちょっと不安さとか、どうなんだろうという中で、
    先頭打者で本塁打を打ってくれて勇気を与えてくれた、
    勢いをつけてくれたというところで、凄くあの本塁打はありがたかった。
    日本人やれるぞというのを示してくれた」。
    このアメリカ戦には惜しくも敗れたものの、日本の選手たちが
    メジャーリーガーを相手にも戦える手応えを掴んだ試合だったという。

    29
    さらに松中氏は、この第1回大会中のエピソードを明かす。
    「対戦する投手でメジャーリーグのピッチャーが出てきたら、
    必ずその球種、軌道を凄く教えてくれていた。ビデオだけじゃ分からない、
    打席に立ってみないと分からないんですけど、
    イチローからどういう軌道が来る、このピッチャーはこの球が得意だと
    聞いていたからボールが絞りやすかった。一発勝負の中で、
    それはありがたかった。全て頭に入っていて、初めての対戦だから、
    それを僕らに教えてくれた。変化の角度だったり、得意球だったり」。

    31
    さらに、イチローはチーム全体に対しても、積極的に自信を持てるような
    言葉をかけ続けていたという。同氏は「どうしても自分たちは
    メジャーリーガーとなると凄いというイメージしかないけど、
    そこでイチローは『いやそれは違う』と。『日本人の方が能力は高いし、
    自信を持ってやればいい』『絶対大丈夫だ』と言っていた。

    32
    ゴリって誰


    36

    >>32

    今江

    33
    そういうのも含めて言葉だけじゃなくて結果で示してくれた。
    言葉の重みを感じました。イチローだからこそ響くところもあるし、
    それを行動で示してくれるので余計に信用する。
    イチローが引っ張っていってくれて、付いていけば
    世界一に必ずなれるという雰囲気はありましたね」と振り返っていた。

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190322-00325491-fullcount-base


    35
    自分の中にイチローが居たことに気付いてしまった川崎のくだりが
    完全にヒカルの碁の佐為とヒカルの関係になってて一番好き

    37
    結果的に夢を叶えた上にカブスのチャンピオンリングももらった男

    40
    ここまで言ってたのに今はもうイチローのことすら分からない、また最初の頃に戻ってるんだよなムネリン…

    41
    憧れてプロ入ってメジャーまでいったって凄いわ純粋に
    先に引退するとも思わんかったが

    42
    イチローのために無理してメジャー行ったのがね
    ピエロになるしかなくてメンタル壊したし

    43
    うつ病って聞いたけど大丈夫なんかいな

    45
    今頃何してるんやろな
    最後の生存報告はいつや?

    51
    そのとき、あれっ、誰がいるんだ、という強烈なオーラを発する人がいた。
    イチローさんだ。

    ?????????????

    52
    川崎「イチロー引退?誰だよそれ、変な名前w」


    59

    >>52

    別に痴呆症なった訳じゃあるめえ

    55
    ダルビッシュさんのツイッター最新

    2006WBC壮行試合、当時2年目でイキってた自分を強烈なライト前で瞬殺したこと、
    メジャー初被安打を打たれたこと、2009WBCで勝ち越しタイムリーを打った場面、
    見逃し三振を取れたこと、食事に連れて行ってもらったこと、

    続く

    でも一番印象深くて凄いなと思ったのはどんな時も自分の質問に優しく、
    丁寧に答えてくださったこと。
    ここ2年はメールでの質問ばかりでしたが、色々タメになる答えをいただけました。 本当に感謝しかありません。

    56
    そりゃあ憧れでしたからね
    ホークスにも恩がある、めちゃくちゃ恩がある。今の俺がいるのはホークスのおかげだもん。
    みんなから残ることを求められてる。でも一度だけでいい、イチローさんと野球がしたかった。
    当時の俺はメジャーがどんなとこかなんてどうでもよかったんだろうな、とにかく物理的な距離を縮めることだけ考えてた。ほんと恐ろしいと今になって思う。
    それで、胸を躍らせながらアメリカに行くじゃん。そしたらさ、間も無くイチローさんがトレードになってさ
    あの時はショックで、なんていうんだろう、電子レンジで料理ができるのをワクワクしながら待ってたら、部屋のブレーカーが突然落ちたような感覚
    でも、イチローさんはそんな俺のこと心配して連絡してくれたんだ、チームは別れてもずっと見てるぞって
    だから頑張れた。そうだよ、イチローさんはまだ野球続けるんだよ
    だったら俺も頑張らなきゃ、イチローさんの耳に目にすべての感覚に入れるように頑張らなきゃって思った。
    そこからかな、メジャーのレベルの高さってものを改めて実感して、純粋に野球に打ち込むようになった
    色んな選手、コーチ、監督、トレーナーから色んなことを学んでいった、めちゃくちゃ野球が楽しかった。
    俺の中で何かが大きくなっていった。そして月日は流れていって、ある日練習中に気づいたんだ。
    色んな試行錯誤を重ねて、身につけたボールを打つ、取る、投げるといった動作
    自分のその動作の中にイチローさんがいるような気がした。
    あの時は距離が離れて寂しかったけど、そうだ、イチローさんはずっと俺の中にいたんだって
    何寂しがってんだよ、ずっとイチローさんを追いかけてきたんだよな、なんでこんな当たり前のことに気づかなかったんだろって、バカだな
    そう気づいたとき、とても嬉しかった。


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    >>56

    ヒカルの碁定期ほんと草


    109

    >>56

    ヒカルの碁定期


    63

    >>56

    これほんますき


    71

    >>56

    これすごくすき


    引用元:http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1553276556/